都心型マンションの改修工事で設置した、フランクロイドライト調デザインのステンドグラスです。
隣接したビルの壁が間近に見える位置にある引違サッシ窓のため、景観が良くありませんでした。
サッシ窓の室内側にスライドできる木框を設けて、ステンドグラスを設置したいとの依頼でした。
リフォーム前の画像1
現場にガラスサンプルを持ち込んで、どの程度目隠し効果があるかなど
設計事務所さんと、設置まで数度にわたり入念な打ち合わせを重ねました。
シンプルなデザインは、ラインのバランスなどがとても大切です。
又、細長い部分のガラス材料は、割れにくい面取り加工したガラスを使用する等、ガラス自体の強度にも配慮しています。
又、そのままだと透けて見えてしまうため、タペストリーガラスを使用しました。
タペストリーガラスは、スリガラスのようにマットな感じで見えにくいガラスです。
そのままだと輝きがなくなってしまいますので、周囲を面取り加工しました。
面取りした部分は透明になるので、キラリと輝いています。
輝きを失わずに、且つ、目隠し効果のあるガラスで制作したステンドグラスです。
東京都港区北青山R様邸マンションリフォーム工事
建築設計 堀部安嗣建築設計事務所
建築設工事 株式会社 水澤工務店
問いあわせ番号 大きいパネル「フランクロイドライトAB127-4TB8LP ブログ」
パネル寸法 586W×1260H
問いあわせ番号 小さいパネル「フランクロイドライトAB93-16B6LPブログ」
パネル寸法 530W×862H
特殊ガラス タペストリーガラス面取り加工・プリズム
製作技法 超ハード鉛線ケイム組み
デザイン・制作・施工(有)マリヨステンドグラス