玄関ホールのフィックス窓に設置したバラ図案のステンド グラスです。
家の顔のとも言える玄関は、ステンドグラスの設置場所としては、ふさわしい所です。
この作品は、ホームページ掲載の問いあわせ番号「バラ・ブドウ-05」
のデザインでお願いしたいとの事で
今年9月にH様ご夫妻と 建築会社・山万(株)の須賀様とごいっしょに
弊社工房にお越し頂きました。
お客様のお人柄もあり、終始、和やかな雰囲気で、お打ち合わせさせていただきました。
今回ご依頼の窓は、03618サイズで、ホームページ掲載の作品より横幅が狭いため
デザインのバランスを考慮して、ご提案させていただく事になりました。
お客様へデザインを送りしたところ
「デザイン画を拝見いたしました。
期待していた通りのデザインで感激しています。
大変、手間のかかるデザインと理解していますが
何卒、よろしくお願いします。」とのお言葉をいただきました。
工房で撮影したステンドグラス
花びらの濃淡は、ピンクの高級キセガラスを、エッチング加工して
一枚一枚丹念に磨いて作っています。
陰影を付ける事で、表情豊かなバラの花びらに仕上がりました。
葉のガラスは、選定には時間をかけ、表情豊かな部分を使っています。
工房で撮影したステンドグラス 部分画像で、アーチをデザインで表現しています。
山万さんへは、事前に YKK APW330 サッシへの「ステンドグラス・サッシ納まり図」をお送りし
サッシ枠が入った段階で、寸法を測っていただき
図面寸法と実際の寸法に違いがあるか等を確認していただきました。
山万(株)さんは40年以上に渡り、ユーカリが丘に根ざして街づくりをしてる会社で
須賀さんには、工房でのお打ち合わせから、現場での採寸に至るまで、親切丁寧な対応をしてただき
大変助かりました。
設置後、玄関がとても華やかになりました。
又、レンガの外壁とバラのステンドグラスが良く似合っています。
千葉県佐倉市南ユーカリが丘の家 H様邸
建築設計工事 山万(株)
問いあわせ番号 作家ブログ D130-9E(03618) バラ
ステンドパネル仕上寸法 340W×1806H
サッシ YKK APW330 FIX 03618
技法;超ハードラウンド型ケイム技法・パテ詰め
特殊ガラス;一部被せアンティークグラス
特殊技法; 被せガラスエッチング
デザイン・制作・施工 (有)マリヨステンドグラス