組終えたパネルの鉛の接点は、ハンダで接合します
フラットな鉛線を使い、鉛の表面すべてにハンダをかける「全面半田技法」と
接合部分をハンダする「部分半田技法」の、二通りの方法があります
ヨーロッパでは、フラットな鉛線で部分半田する場合が多いようです
絵付けを施したステンドグラスなどは、全面半田より部分半田のほうが
風合いがあって私は好きです
細かな細工のステンドグラスは、全面半田のほうが綺麗な仕上がりになると
思います
私が修行した工房では、「全面半田技法」が主でした
今回は、肉厚のある美しいかまぼこ型の ラウンドケイムを使って
部分半田技法をご紹介しています。
ステンドグラス 作り方 半田編
ステンドグラス制作専門工房 (有)マリヨステンドグラス
MARIYO Stained Glass Ltd.
ステンドグラス作家 小林一夫
4 Responses
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メルヘン
こんにちは
完成までに色んな工程があるのですね。
半田付けも作品に応じて種類が・・・。
作者の一つ一つの、
こだわりと、丁寧で正確な作業が
時を越えて、(いつまでも)
堅牢なステンドグラスの光りに反映され
見る人に感動を与えるにですね。
完成が楽しみですね。
小林一夫
完成までに
色んな工程があります
みんな、丁寧で正確な作業が要求されますが
でも、一番大切で、こだわりを持つのは
デザインとガラス選びです
長く持ちこたえられるデザインだろうか?
そんなことを思っています。
ブルン
前面ハンダ&部分ハンダ着け・・
どちらの作業がやり易いでしょうか・・
また、後の修復作業においてはどちらが
修復し易いでしょうか
おバカな質問っすね
小林一夫
いやあ どちらの作業がやり易いかで決める訳じゃないので・・・(*≧_≦)ぷぷっ
後の修復作業は前面ハンダかな (^_-)-☆