東急ホームズさんで新築一戸建てを建てられたM様邸のステンドグラスです。
「昔からの憧れだったステンドグラスを、白い花のステンドグラス でお願いしたいとの事で
早々に工房にお越しいただき、デザイン・使用ガラス・取付方法などの納まり等をお打ち合わせさせていただきました。
白い花のステンドグラスは、白いアンティークガラスを使用した花柄のデザインで、ドアや大きな窓など、多数の施工例をHP・ブログに掲載しています。
打合せでは、設置場所や、サッシ窓のサイズ・ガラスの種類などを確認いたします。
窓は輸入木製サッシでしたが、ステンドグラスを設置予定の窓(吹き抜けの2連窓)だけ取り付けを考慮して、事前に国産のFIX窓で
東急ホームズさんと納まりを検討されていらっしゃいました。
図面では、0611サイズで、型ガラス(網入り)ペアガラス仕様となっていました。
ここで問題なのが「型ガラス」の窓の室内側にステンドグラスを設置するのは良いかどうか?です。
隣接する家から見えないよう、一般的には「型ガラス」の窓にするケース多いです。
弊社では、目隠しが目的でも、「型ガラス」の窓の室内側にステンドグラスを設置する事は、オススメしていません。
何故かと言うと、型ガラスの窓にステンドグラスを設置た場合、せっかくの美しいガラスの質感が損なわれてしまうからです。
ステンドのガラス自体で、目隠しの役割も担う事が出来るモノも多くあります。
工房打合せで「見える見えない」等、実際のガラス材料をご覧いただきながら、透け感などを確認していただきました。
ガラス仕様は変更可能の段階でしたので、「型ガラス」を「透明ペアガラス」に設計変更してもらうようにしました。
又、窓のサイズも、縦方向を大きく0611から0612サイズしてもらいました。
白い花のデザインの場合、少し縦長にする事で、バランスは格段に良くなります。
その後、何回かお打ち合わせと、原調(採寸)などを経て
無事取付が終了いたしました。
お客様にも大変喜んでいただきました。
東急ホームズ 鶴見区の家
建築設計・工事(株)東急ホーム
問いあわせ番号 作家ブログ 作品番号 C71-1B6LP1J(0611)
仕上寸法 594w×1094h FIX0611
ガラス仕様 面取りガラス・プリズムガラス・グラスジュエル
技法;超ハードラウンド型ケイム技法・パテ詰め
デザイン・制作・施工(有)マリヨステンドグラス