納まり図 ステンドグラスの取付方法
ステンドグラスの寸法について
弊社のステンドグラスの仕上寸法は、押縁の内寸「見え掛かり寸法」を基準に、各辺7〜9ミリ大きくした寸法となります。
(一般のガラスの寸法の出し方とは異なります)要打ち合わせ
ステンドグラスに使用するガラスの厚みは3ミリ~5ミリ位ですが、周囲のフレームケイムの厚みは7ミリになります。
FiX窓に取付する場合
サッシ窓枠に「押縁」で挟み込んで取り付けします(下記図面参考)
サッシメーカー・サッシ種類によって断面形状は異なりますので、ご使用サッシの枠内寸法記載の「納まり図」をお送りください。
押縁は窓枠に合った色の「角材」「見切り材」「モールディング」など、サッシの種類に応じて適切なモノを使用してください。
尚、弊社で押縁を用事する場合は窓枠と近似色の15ミリ角又は12ミリ角となります。
テラスタイプ・木製・開き窓・すべり出し窓・引違窓・天井等のサッシ窓の場合は、弊社での採寸及び現場打ち合わせが必要となります。
※ テラスタイプのサッシ・木製サッシ・開き窓・すべり出し窓・引違窓・丸窓サッシなどへの「納まり」はお問い合わせください
ドアに取付する場合
弊社ではドア(建具)は製作しておりませんので、ご注文者様にてご用意ください。
周囲のフレームケイムの厚みは 7ミリですので、4方押縁形式で溝幅が7ミリ以上あるドアをご用意ください。
横幅「見え掛かり寸法」は 500ミリ、縦は2.000ミリ以内が理想です。
尚、弊社では、メンテナンスを考慮し、ステンドグラスを設置する際に接着剤は使用しません。
※ ドアにステンドグラスを設置する場合、開閉する事が前提となるのため、強度はとても重要となります
※ 弊社では、自社製作の超ハードラウンド型鉛線ケイムを標準仕様としておりますので、ずば抜けた強度での製作が可能です
特注木製ドアの場合
溝幅や框寸法が自由に設計出来る「特注ドア」がオススメです。
ドア寸法に合わせて、デザインバランスを考慮した姿図でのご提案が可能です。
※ 姿図・納まり図をお送りください
既製品室内ドアの場合
既製品の室内ドアの場合、ガラス交換自体が出来無いタイプのが非常に多くなっていますので。ドアメーカーさんから詳細図面を取り寄せいただき、事前に確認する必要がございます。
溝幅が7ミリに満たない場合は、特殊な「Y型ケイム」で対応可能な場合がございます、詳細はご相談ください。
※ 近年、ガラス交換が出来ないタイプが多いため事前に確認ください
既製品玄関ドアの場合
サッシメーカーさんの既製品玄関ドアや勝手口のドアの場合、基本的に取付は出来ません。
※ 既製品玄関ドア・勝手口のドアにステンドグラスを設置した場合、メーカー保障は得られなる場合がございます
ドアクローザ・ダンパー
突風などで不用意に扉が閉まらないように 「ドアクローザ」や 「ドアダンパー」の設置をオススメいたします。
詳細は、工務店さん・建具屋さんとご相談ください。
補強
大きいサイズの場合、開閉強度を考慮し、シュンチュウ補強を施す場合があります。