先週末、Ｍさんのお宅を設計されたＦＡＳ工房の原さんから久しぶりに
お電話をいただきました
「20年前に施工したドアのステンドグラスが割れたので見に行って欲しい」・・
早々に、現場に・・・
ご覧の写真のように下の部分が数カ所割れていました
何で割れてしまったのですか？ とＭさんに訪ねると
ええ、ウチのコが 猛突進して・・・・
フレンチブルドッグのアプリルちゃん（左）とクレルちゃん（右）
「どっちのワンちゃんが割ったのかな？」 バチッ
クレルちゃん・・・『 私じゃないもんね〜』
「それじゃ、アプリルちゃんかな？」・・・
『小父さんなんで私を見るの？』 『怒らない？』・・・
「うん怒らないよ・・・・・・・・・
そっか〜 お鼻がぶつかったんだね それでアプリルちゃんのお鼻 ペチャ・・なの？」（笑）
本日修復が終わったステンドグラスを取り付けました
施工が終わって サークルから出てきたアプリルちゃんとクレルちゃん
私の顔をベロベロいっぱい舐めてくれました。
物件名 犬が割ったステンドグラス
Ｍ_House 東京都渋谷区笹塚
建築設計 ＦＡＳ工房 ( 原 宏)
施工年 １９８９年（平成元年）
修復日 ２００９年2月
技 法 ステンドグラス修復技術
デザイン・制作・施工・修復 マリヨステンドグラス工房
ブルン
割れたステンドグラスは同じ様なものを
入れ替えれば良いと言う事でしょうか
と言う事は割れた時の事を考えれば、
継ぎ目の金属部分はできるだけ、細かい方が
良いんでしょうか
原宏
FAS工房の原宏です。ご無沙汰をしております。
プログを拝見しました。
ステンドガラスにかなりヒビが入っていたにもかかわらず、
きれいに直っていたのが写真でよくわかりました。高い技術をお持ちですね。
ありがとうございました。
それと、犬がとってもかわいく、あれでは怒ることもできませんね。
楽しく拝見しました。
小林一夫
割れたステンドグラスは、基本的に同じ硝子を入れ替えます
もし割れた硝子がない場合は、似た硝子を使います
割れた時の事を考えて、継ぎ目の金属部分はできるだけ細かい方が
良いんでしょうか？・・・・答え いちがいにそうとは言えません
ご質問の内容は、ブログのコメント欄で、一口では説明しきれないこと
がありますので、日を改めて「ステンドグラス修復」もしくは
「ステンドグラス技術」というカテゴリーを作って 詳細をアップしたい
と考えていますので、ヨロシクです
小林一夫
原様 ご無沙汰でしたが、久しぶりに声を聞けて嬉しく思います
また、早々にブログ見ていただきありがとうございました
ＦＡＳ工房さんのＨＰ拝見させていただきました おヒゲ なつかしいです
お会いしてからもう20年もたってしまったんですね
9年前に工房に来ていただいた時のこと今でも良く覚えています
あの時の現場監督さん 大きな方でしたね 小さな車にはみ出しそうでした（笑）
ＦＡＳとは Ｆｕｎｃｔｉｏｎ Ａｒｔ Ｓｐａｃｅという意味だったんですね
初めて知りました 小林一夫
ブルン
小林さん、ホント！お手数をお掛けします(-_-;)
修復は継ぎ目が大きいから簡単とか小さいから
難しいとか、後先が云々とか言う・・
簡単なものじゃ無いっすよね・・(^.^)
小林一夫
ブルンさん 質問は大歓迎です
ステンドグラスの修復とか修理の話の前に作り方説明しないと理解
しにくいですよね
又、「教室などで教えているカッパーテープのパネルと、建築用の
鉛線を使ったパネルとでは難易度も違う」といっても
「なんのこっちゃ」で 意味わからないと思うので、写真とか図面
を使って説明させていただきます。